そのウェブサイト大丈夫?URLチェッカーでサイトの安全性をチェックしよう!
フィッシングサイトなど、危険なウェブサイトにはアクセスしたくないと思いますよね。こんなときにはURLチェッカーを使うことができます。気をつけたい詐欺サイトの特徴とサイトの安全性を簡単に確認できるおすすめのURLチェッカーについて解説します。
「怪しいURLの見分け方を知りたい」「URLからウィルスをチェックしたい」「アクセスするWebサイトの安全性をチェックしたい」という方におすすめの記事です。
インターネットからの詐欺被害が増えている
国民生活センター(2023年1月公表の報告)によると「インターネットで注文した商品が届かない」「商品は届いたが偽物だった」「販売業者に連絡したいが連絡先がわからない」という相談が増加しているようです。「注文したのに商品が届かずに、クレジットカードを不正利用された」「代金を振り込んだのに商品が届かない」「注文したサイトが偽サイトだった」という事例が報告されています。インターネット通販でのトラブルは意外と多いんですね。
こんな詐欺被害に遭わないために、主に以下のようなサイトには注意をするよう国民生活センターからも呼びかけています。
- 大幅に値引きされているサイトや広告は要注意
- URLの表記がおかしい、日本語の文章表現がおかしいサイトは要注意
- リンクが適切に機能しない通販サイトや支払い方法が限定されているサイトは要注意
注意するといっても、何か対策はとれないのでしょうか。そこで最近は、ウェブサイトの安全性を簡単にチェックできるURLチェッカーが注目を集めています。
おすすめの6つのURLチェッカー
サイトの安全性をチェックするURLチェッカーをご存じですか?さまざまな種類がありますのでいくつかご紹介します。どれもURLを入力するだけで簡単にチェックできるものばかりです。使いやすいものを探していろいろ試してみてください。
【おすすめのウェブサイトをチェックできるURLチェッカー】
- サイト・ホームページチェッカー SecURL(セキュアール)
- Site Safety Center(サイトセーフティーセンター)
- gred (グレッド)
- aguse(アグス)
- ノートン セーフウェブ
- 詐欺サイトチェッカー
1.詐欺サイトチェッカーサイト・ホームページチェッカーSecURL
「サイト・ホームページチェッカー・SecURL」は、URLを入力するだけで目的のサイトの情報を取得し、ウィルスや詐欺サイト等を調べて表示します。リンク先までブラウジングができます。サイトの危険度だけでなく、縦長サイトのスクリーンショットが簡単にとれる便利機能もついています。
2.Site Safety Center
「Site Safety Center」は、トレンドマイクロ株式会社が提供する無料URLチェックツールです。アクセスする前のホームページを「安全」「危険」「不審」「未評価」で評価してくれます。
3.gred
「gred」は、ワンクリック詐欺サイト、フィッシングサイト、 ウイルス等を配布しているウェブサイトなど、アクセスすると危険なサイトの種類も判定します。ご自身のホームページや、ブログが改ざんされていないか確認するのにも役立ちます。
4.aguse
「aguse」は、URLを入力するだけでサイトの背景情報を表示します。サイトの概要、マルウェア、ブラックリストの判定結果、管理者情報などを確認できます。迷惑メールの送付経路の表示機能も使うことが可能です。
5.ノートン セーフウェブ
「ノートンセーフウェブ」は、ノートンが提供する評価サービスです。ウイルス、フィッシング、スパイウエアなどの数多くの危険な ウェブサイトにつながる前に、URLを入力して、特定のサイトの安全性を知ることができます。アクセスする前に「安全」か「危険」か評価してくれます。
6.詐欺サイトチェッカー
「詐欺サイトチェッカー」は、ソフトバンクグループでソフトサービス事業のBBソフトサービスが提供しています。詐欺ウォールが収集したブラックリストを元に、気になるサイトのURLを入力するだけで、「ブラックリストにのっている危険なサイト」と「安全性の高いサイト」のウェブサイト診断を行ってくれます。
Webサイトの安全性をチェックするURLチェッカーまとめ
ウェブサイトや偽サイトなどを見極めるのは難しいかもしれませんが、以下のような偽サイトの特徴に当てはまったり、少しでも怪しいと感じたら取引をしないようにしましょう。まずはURLチェッカーで確認をしてみてください。
※少しでも怪しいと思ったら取引をしないことが大切ですが、不安に感じたらすぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。
【偽サイト・詐欺サイトの特徴】
「サイトのURLの表記が、ブランドの正式な英語表記と少しだけ異なる」「日本語文章表現がおかしい」販売価格が大幅に割引されている」「事業者の住所の記載がない。住所が記載されていても、調べてみると虚偽の場合が多い」「事業者への連絡方法が、問い合わせフォームやフリーメールだけ」「支払い方法が、クレジットカード決済のみ、銀行口座等への前払いのみ、代金引換サービスのみなど、支払い方法が限定されている」「通販サイト内のリンクが適切に機能しない」など。
※上記の偽サイトの特徴に当てはまっていたら要注意です!
最後に、ウェブサイトを通して簡単に商品を注文できる便利な社会になっている中で、詐欺被害も増えていますが、システムの管理ができていない企業はウィルスやセキュリティの問題、システム障害や情報漏洩などのリスクもつきまといますので、十分に注意しながら必要なことをしっかりと見極めることが大切です。
セキュリティ対策や情報漏洩などについても、きちんと話し合い早めに対策すること、そのためにはどのようにウェブサイト運営をしていくのかを考え、相談するようにしましょう。
「セキュリティ対策について、基準がよくわからない」「自社にあったホームページってどんなだろう」「製作費や月々の費用は?」など疑問に思うことがあると思います。どんなことでもお気軽にご相談ください。