日本語URLはSEOになる?事例からメリットとデメリットを解説!
日本語URLはSEO対策になると思っていませんか?実は、日本語URLにはメリットもデメリットもあります。そのためSEOに有利なのが不利なのかが分かりにくいと感じられるようです。
そこで、SEOに有利になるのか、日本語URLの仕組みとメリット、デメリットなどについてご紹介します。
日本語URLとは?日本語ドメインとの違い
日本語URLが理解しづらい原因の一つに、日本語URLと日本語ドメインとの違いという点があります。どのような違いがあるのでしょうか?
URLと聞くと「HTTPS」からはじまるドメインを想像する人もいるでしょう。ドメインとはWebサイトの住所を文字列にしたものです。一方、URLはデータや情報の場所を文字列にしたものを指します。
⚫︎ドメイン→Webサイトの場所がわかるように文字列にしたもの
⚫︎URL→データや情報の場所がわかるように文字列にしたもの
【弊社ホームページの事例…】
・ドメイン:ティーエスフォート 「https://ts-fort.com」 ←アルファベット
・URL:制作実績ページ「https://ts-fort.com/portfolio/」 ←アルファベット
【ホームページ顧問の事例…】
・ドメイン:ホームページ顧問 「https://ホームページ顧問.jp」 ←日本語
・URL:無料ドメインの取得方法ページ 「https://ホームページ顧問.jp/freedmain/」 ←日本語
日本語URLの仕組みって?SEOになるの?
では日本語のURLの仕組みをご紹介します。もともとURLは半角英数のASCII文字で表記されていましたが、日本語の文字列に変換することでURLの表記ができるようになりました。これをURLエンコードといい、本来は使えない文字を使える文字を組み合わせて変換することで表示させています。
URL変換サイトの使い方を紹介
ではどのようにURLを変換させるのでしょうか。URL変換サイトや変換ツールなどを使って変換させることができます。日本語URLを使う場合に変換させたい文字を入力するだけで簡単に変換できます。
「ホームページ顧問」と入力してみると、以下のようにエンコードされました。このように長い記号で表示されているページを見たことがあると思います。
→%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E9%A1%A7%E5%95%8F%0D%0A
◆日本語URLを使う場合のPunycode(ピュニコード)変換ツール
また、英数字とハイフンの組み合わせのみで変換できるPunycode(ピュニコード)変換を行うこともできます。このツールで先程と同じ「ホームページ顧問」と入力して変換すると、英数字とハイフンのみで変換されました。
→xn―yck7ccu3lc8026d6fwg
日本語URLのメリットとデメリット
日本語URLを利用するメリットとデメリットはどのような点にあるのでしょうか。
⚫︎日本語URLを使うメリット
- URLからページの内容が理解しやすい
- URLからクリック率が上がることがある
⚫︎日本語URLを使うデメリット
- 日本人以外には分からない
- 英数字に変換されると長くなる
- 被リンクを受けにくい
- 日本語はメールアドレスに使えない
【メリット1】URLからページの内容が理解しやすい
見ただけでページの内容の理解しやすさや、分かりやすさという点が日本語URLのメリットです。
【メリット2】URLからクリック率が上がることがある
分かりやすさからクリック率が上がるようならメリットがあります。ただ、URLだけをみてクリックされるかということは一概にはいえないです。
【デメリット1】日本人以外には分からない
日本語で表記されるため、日本語が分からない方には読めないので海外に向けて発信する場合には向いていないと思います。
【デメリット2】数字に変換されると長くなる
英数字に変換されるとよく分からない長い文字列が表記されるので、分かりにくく印象もよくないですのでクリックされにくくなるかもしれません。
【デメリット3】被リンクを受けにくい
英数字に変換されるとよく分からない長い文字列が表記されます。印象もよくないのでクリックされにくくなるかもしれません。
【デメリット4】日本語はメールアドレスに使えない
ドメイン名でメールアドレスを作成する際にも、日本語はメールアドレスには使えないので、ドメインをメールアドレスに使いたい方にはデメリットになります。
日本語URLはSEOになる?まとめ
日本語URLの仕組みやメリット、デメリットなどを解説しました。
日本語URLにすることでURLの内容が理解しやすい、日本語にすることでクリック率が上がるということであれば、メリットはあります。しかしSEO対策になるかというと、上記メリットがある場合にはOKですがSEOの効果はあまり期待はできないと思います。
英数字に変換された際に、文字が長くなりエラーになってしまったり、被リンクやシェアされにくくなるデメリットなどをふまえるとシンプルなURLを目指してみてください。
URLを修正したいという場合もあるかもしれませんが、URLを変更するとそれまで積み上げてきたページの評価(SEO)が下がったりリセットされたりするので、安易な変更もできないです。「Webサイトの修正は早めに行う」「最初から計画的にパーマリンクやURLを表記する」ということを心がけましょう。
ホームページのURLやカテゴリー分け、パーマリンクなどでお困りではありませんか?
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