IT導入補助金を使ってShopify(ショッピファイ)でECサイトを構築する方法!
ECサイト構築の選択肢として「IT導入補助金」が注目されています。しかし、補助金はよくわからないので、あまり使いたくないという方も多いのではないでしょうか。そんな方には、Shopify(ショッピファイ)とIT導入補助金を組み合わせたECサイト構築がおすすめです。ECサイトの構築費用を減少させることができるので、その内容をみておきましょう。
IT導入補助金を使ったECサイトの構築方法
まず、前提としてIT導入補助金を使ってウェブサイトの作成が認められるのは限られています。しかしECサイトであれば、クレジットカード等の決済機能をつけることで認められます。支払いが銀行振り込みのみのサイトではダメです。その点、Shopifyには多くのサービスに対応できる決済機能がついているのでおすすめです。今回はIT導入補助金を使ったECサイト制作についてご紹介します。
「このような方におすすめです」
- これまでモールで販売していたのでECサイトを作りたい
- 手間と予算をおさえてECサイトを構築したい
- 後で機能を追加したい場合のコストを最小限にしたい
- まずは手軽に簡単にECサイトを作りたい
- 初めてECサイトを作るのでサポートしてほしい
IT導入補助金について知ろう!
IT導入補助金は中小企業や小規模事業者等を支援する制度です。ITツールを導入することで業務効率化や売り上げアップにつなげるための補助金で、IT導入補助金の種類には「通常枠(A/B型)」と「デジタル化基盤導入枠」とがあります。
・通常枠(A/B型):導入費用の1/2(30万円~350万円を補助)
・デジタル基盤導入枠:導入費用の2/3(5万円~350万円を補助)
通常枠では費用の1/2まで、デジタル基盤導入枠では費用の2/3まで補助可能です。デジタル基盤導入枠の方が補助率が高く設定されています。
デジタル基盤導入枠を使う
デジタル基盤導入枠は「会計・受発注・決済・EC機能があるITツール」の導入などに使える特別枠です。ECサイト制作はデジタル基盤導入枠にあてはまります。もちろんShopifyを使ったECサイト制作についても最大350万円の補助を受けて制作が可能です。
中小企業の生産性の向上を図るための補助金なので、2022年度におけるデジタル基準導入枠の採択率は85.5%となっています。補助期間もクラウドシステム利用料を2年分まとめて補助されます。従来よりも補助対象期間が伸びています。
さらにうれしいことに、ECサイト制作費とは別に補助対象になるものがあります。たとえば以下のような経費も対象です。
- ECサイトの資料作成、研修資料作成
- ECサイトの運用マニュアル作成費用
- ECサイトのSEO対策費用など
※IT導入補助金は国によるもので制度がかわることがありますので、詳しくは、こちら「IT導入補助金の更新情報」をご確認ください。
補助金の申請条件
補助金を申請するためには以下の条件があります。
○申請者の事業所内の最低賃金が、法令上の地域別最低賃金以上であること。
○GビズIDプライムアカウントを取得していること。
○独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」いずれかの宣言を行うこと。
※セキュリティアクションとは、情報セキュリティ対策に取り組む旨を自己宣言するというもので、セキュリティ対策を促す目的が背景となっています。補助金はECサイトのリニューアルには使えませんが、新たに制作する場合には利用できます。
Shopifyが注目される理由
Shopifyはカスタマイズ性や拡張性が高く、越境ECを始めるための機能が備わっています。そのため多くの業種で利用することが可能です。「Francfranc」や「とらや」「ネスレ」「サンリオ」「テスラ・モーターズ」などの有名企業も関心を寄せています。次のような企業に利用されていますので、参考にしてみてください。
1.Shopifyは使える機能が揃っている
Shopifyは、本格的なECサイトの機能がそろっているのですが、あとから別の機能を追加したいという場合でも機能の追加ができます。通常は後から機能を追加することによって不具合が生じたり、追加するにあたり相当なコストが予想されますが、Shopifyなら低コストで機能の拡張ができます。もちろんデザインの種類も豊富で、PC、スマホの両方に対応しています。
2.分析機能や売り上げ管理ができる
マーケティング分析機能や顧客管理機能が利用できるのも嬉しいです。商品登録や在庫管理も管理画面から簡単に入力できるようになっています。顧客ごとのデータ管理、データ検索など、使い勝手がよく、売上管理をスムーズに行うことができます。
3.サポート費用も補助金対象にできる
そのほかにもメリットがあります。ECサイトの管理や運用が難しいそうという不安がある方におすすめなのですが、特に初めてで商品登録やECサイトの運用がわからないという場合にも業務の支援など、サポート費用についても補助金の対象にできます。
ShopifyでECサイトを作成する方法
新型コロナウィルスの感染拡大により、ECサイトを利用する方が増えています。「これまではAmazonや楽天などの出店モールを使っていて、ECサイトの構築費用の負担が大きいかったから」という方や「手間と予算をおさえて、手軽にECサイトを作成したい」という方、「多言語、多決済に対応できるECサイトを作りたい」「オンライン上で販路を開拓したい」という方などに、ティーエスフォートではShopifyでのECサイト構築をサポートしております。
◎Shopifyの特徴
Shopifyの特徴をわかりやすくまとめました。(拡張機能などはご相談ください)
- 多言語対応で越境ECができる
- 多くの決済サービスが利用できる
- クレジットカード手数料が安い
- アプリやテーマが多くカスタマイズができる
- SNSとの連携ができる
- 他のシステムとの連携がしやすい
- 在庫状況や売り上げデータをスマホから管理できる
- セキュリティーや安全性、耐久性などがある
●ECサイト初期設定
●決済機能設定
●会員機能作成
●カスタム機能作成
●TOPページ制作
●下層ページ制作
●商品登録
●商品データ移行
●ブログデータ移行
●商品ページテンプレート
●コレクションページテンプレート
●Blogテンプレート
●問い合わせフォーム作成
●SEO対策
●SNS連携
●Shopify運用レクチャーなど
Shopifyパートナーとして多くの事業者のサポートには定評があります。「商品登録や顧客管理に時間を要しているので、自社の業務を効率化させたい」「ECサイト制作、運用が初めてで、できるだけ手間もかけずにECサイトを構築したい」という方もお気軽にご相談ください。