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とんび

こんにちは、ティーエスフォートの制作スタッフです。
飼い猫に引っかかれた体の傷が、なんか妙にかっこいいな…と気に入っている中二病のアラサーです。

新型コロナウイルスの影響で外出や行楽が自粛モードの中、「もうやることが無くて暇すぎる!」という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、個人的にお勧めしたいエンタメ作品を紹介します。

皆さんは「感動系」の泣けるドラマや映画はお好きですか?
私は大好きでよく観ます。心が洗われる感じがしてスッキリするからです。

ただ、私はドラマや映画で涙を流すようなことはあまりありません。
感動はしているのですが、「泣く」という行為にまでは至らないのです。
妻はドラマや映画を観てよく泣いていますが、「なんで泣かずにいられるの?」なんて不審に思われることもしばしばです。

しかし、「涙の枯れた男」と呼ばれて久しいこの私が、どうにも号泣せざるを得なかったドラマがあります。
そう、2013年にTBSで放送されたあの伝説のドラマ。
内野聖陽さんと佐藤健さんが主演された『とんび』という作品です。

『とんび』は、ある親子の物語です。
重松清さんの小説が原作となっています。
「親子の絆」や「愛情とは何か」といったことがテーマになっています。

初回第1話は別ですが、第2話以降はこれと言って派手な演出や展開はありません。
親子の日常と、それを取り巻く人達の姿が描かれるだけです。

ですが、これが泣けるのです。
全10話ですが、1話1話で毎回必ず涙が出ます。

ホリエモンこと堀江貴文氏は、ライブドア事件で刑務所に収監中に1000冊もの本を読んだそうですが、その中で最も印象に残っている本が、ドラマの原作である重松清さんの『とんび』だったそうです。
著書『ゼロ』の中で以下のように語られています。

「刑務所に収監されていた間、僕は1000冊に及ぶ本を読んだ。小説からノンフィクション、伝記物から歴史物、ベストセラーからマニアックな学術書まで、せっかくの機会だと思ってとことん読み漁っていった。その中で僕がもっとも感動した小説はなにか?これは間違いなく、重松清さんの『とんび』である。~中略~ 収監中の感傷的な気持ちも手伝ってか、本を読んでこれほど泣いたことはない、というくらい滂沱の涙を流した」

ちなみに、アマゾンのレビューは圧巻の5点満点です。
老若男女、幅広い層の心に響く作品だということがわかります。

なぜそれ程までに人々の心を掴むのか。
それは、この作品が「人間にとっての本質的な幸せ」について描いているからだと思います。

人間にとっての本質的な幸せの一つは、「他者からの無条件の承認」でしょう。
勉強や運動が苦手でも、仕事で成果を出せなくても、イケメンや美女じゃなくても、
自分という存在自体を無条件に承認してくれるのが親から子への愛情です。
ときに、親でなくても無条件の承認をしてくれる人もいます。そんな人に出会えたら本当に幸せです。

『とんび』は、そんな人間にとっての普遍的な幸せをテーマに、とても丁寧に作り込まれているドラマです。
だからこそあれ程の深い感動が生まれるのでしょう。

以上、今回は私が一番好きなドラマを紹介させていただきました。
気になる方はぜひご覧になってみてください。
huluにて配信中です。

一点必ずご注意いただきたいのは、各話を視聴される前に最低350ml以上の水分補給をしていただきたいということです。
そうしないと脱水症状を起こしてしまう可能性が高く、非常に危険だからです。
それぐらい泣けます。

投稿日:2021.02.17
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