ティーエスフォートブログ

オンライン技術とエンターテイメント

杉の木は全て燃やせばいいのに

……失礼しました……最近花粉が辛い方、まだまだ新人なYです。

私本人はバリバリのWEB技術者!!…という訳ではないのですが、仕事柄だったり趣味柄だったりでなにかとインターネットとは縁が切っても切れなかったり。そんな中で知識不足を日々痛感しつつ、たまには自分なりに普段触れているものから最近の技術に想いを馳せてみました。

アーケードゲームはオンライン技術の塊

お前さん、完全に趣味の話じゃないか

……って感じなんですが、ほんとに最近のゲームセンターはすごいのですよ……真剣に通うようになったのは社会人になってからだったりするのですが。昔のアーケードゲームはセーブデータの類が無く「1プレイにいけるとこまでいく」とか、「ゲームオーバーしたら追加コイン」みたいなシステムがメインだった記憶があるのですが、最近は各社ICカードなどが用意されていて、データベース上でユーザー情報をちゃんと保存してくれるんです。もちろん、セーブデータがオンラインサーバーに入っているので、場所を選ばず、やりたいゲームの置いているゲームセンターにさえ行けばいつでも続きが遊べます。昨今のアーケードゲームはセーブデータがオンラインのサーバー上にあるという点でコンシューマーよりもPC用のオンラインゲームに近いジャンルかもしれません。実際、エラー画面見たら筐体の中身Windowsだったりしますし。

ちなみに、最近では特に自社のポータルサイトで別ゲームとの連動ができる機能も仕込まれていたりして、対象ゲームで◯プレイ遊んだらゲーム中アイテム配布とか、がめtしっかり新規ユーザー獲得のための戦略が立てられるようになっていたり。また、最近はソーシャルゲームを始めとしたスマートフォン用のアプリゲームもかなり浸透したので、そちらとのコラボ企画もよく見かけますね。

 

キッズゲームはアナログとデータの複合型

いい大人がキッズゲームやるんじゃないよ

すみません……でもこれを語らずしてアーケードゲームを語れるものかと……

昔、自分がやっていたキッズゲームは「予め印刷されたカード」が排出されるものが定番だったのですが、最近のキッズゲームって割とゲーム中でプレイヤーが選んだ画像が内部のプリンターで印刷されて出てくるんですよ。特に、最近は女の子向けの「着せ替えゲーム」が多いのですが、ちゃんと自分の選んだ髪色や衣装が反映されたキャラクターが印刷されるという。ゲームによってはホロカードの印刷に白抑えまで対応していて少しでも印刷系業務にも従事する身としては

『この小さな筐体に収まるサイズのプリンターで、特殊印刷がこんなにすばやく……しかもワンコインで……』

という感じでテンションがものすごく上がります。

※白抑えとは
通常、一般的なプリンターは、シアン(青)・マゼンタ(赤)・イエロー(黄)・ブラック(黒)の4色のインクを混色させることで色表現を行なっているのですが、これらのインクは透明色なので紙の下地が見えてしまいます。そのため、銀色やホログラム紙などの反射してしまう色や柄の入った紙は印刷すると絵柄が見辛くなるのですが、先に不透明な白のインクで見せたい部分を塗りつぶした後に通常インクの印刷を施すことでキラキラ部分と見やすい絵柄の両立ができます。ただし白印刷できるプリンターは特殊な機材なので印刷所でも割と高価であったり、そもそも対応してくれなかったりするため、やや難しい加工だったり。

ちなみに、これらのカードには大抵QRコードが付いていて、筐体にスキャンさせることで「衣装」や「キャラクター」が呼び出せたりします。先に挙げたICカードのシステムの簡易版が付いていることが多く、達成度やゲーム中アイテムの所持状況などのユーザーデータの呼び出しをこのカードで行なっていたりと、さりげなくハイテクです。少し前までは、カードのバーコードそのものに暗号化したユーザー・アイテムデータを記録していた印象がありますが、最近は割とデータベースにユーザー情報を置いていてログイン情報をカードに持たせているものも増えてきている雰囲気を素人なりに感じます。

ただし、様々なデータをオンライン上に持つことにより、いつでも思い立った場所で続きを遊ぶことができるようになった反面、アーケードゲームにもオンラインゲーム特有の「サービス終了」が常につきまとうようになりました。オンライン機能さえ使わなければ稼働できるシステムのゲームであればしばらく生き残ることもあるのですが、どんどんシステムの大きな部分をオンラインに持たせるように変わっていく中、そういったゲームも減ってしまうのかもしれません。(一周回って私の幼少期以前の古いアーケードゲームの方がメンテナンス次第で未だに生き残っていたりするという……)

「物」より「思い出」とは言いますし、私自身も割とPCやデータの存在に慣れ親しんだ世代ではありますが、それだけにある時はたと終わってしまうオンラインコンテンツの儚さも感じます。それだけにキッズ向けアーケードカードゲームのようなサービスが終了しても手元に「現物」が残るコンテンツというものはある種の発展形なのでは、と思わなくもなかったり。

「WEB」と「印刷」どちらにも関わる事のある自分だからこそできることがあればいいな、と思う今日この頃でした。

投稿日:2018.03.27
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