千葉の広告制作会社で働くグラフィックデザイナーが気になるデザイン②
またまた、デザイン的に気になるものがありました。
それは、野球バット「レボルタイガー」美津和タイガー株式会社製
長い間野球に携わっているわたくしですが、
正直、このデザインは常識をくつがえすものでした。
通常バットは真横からみれば、どの面でも同じ形をしていますし
上からみても円形、下からみても円形になっています。
しかし、「レボルタイガー」は持ち手のグリップを
人間工学に基づき従来にない形状を開発。
これまで技術開発に着目されていなかったグリップ部のハンドルとエンドノブを
研究し、スムーズなスイングと打撃時のパワーロスの軽減に成功しました。
また、ボールがバットに当たった時の手首にかかる衝撃も大きく軽減され、
ケガの予防にもなります。
これまでバットにおける技術開発はボールが当たる部分の材質の進化がほとんどでした。
グリップエンドもいくつかの種類はありますが、ほとんど着目されていませんでした。
どういう経緯で、この部分に着目するようになったのか、大変興味がわきます。
アイデアとは思わぬところからでてくるもんですね。