ティーエスフォートブログ

千葉の広告制作会社で働くグラフィックデザイナーが書き綴ります③

こんにちは!
本日は、千葉市内にある加圧トレーニングスタジオの
リニューアルオープンフライヤーを納品しました。

弊社ではインターネット事業であるホームページの制作・SEO対策だけでなく、
広告制作事業としてパンフレット・ポスター・フライヤーなどを制作しています。

しかしながら、グラフィックデザインの需要はWEBの発展とともに年々減少していき、
それにともないグラフィックデザイナーも減っています。
グラフィックデザイナーを目指す若者が増えてもらえるよう、
グラフィックデザイナーとはどんなことをする職業なのかを話していきたいと思います。

前回でも触れましたが、2020年東京オリンピックのロゴの問題が世間を騒がせました。
同業者としては、佐野氏ほか審査委員会の説明を理解することができますが
世間の人々には非常に分かりづらいものだったと思われます。

佐野氏側の言い分としては、

「出来上がったロゴは結果、似ているように見えるが、完成までのアプローチが違う」

ということだと思います。
つまり、デザインに含まれているコンセプトや目的、制作過程が違うので、
別物だと主張しています。

これらの説明はデザイン業界の方なら理解できるであろう説明ではありますが、
世間一般の方にはおそらくさっぱりわからないのではないでしょう。

たとえば審査をオープンにして、
事前に国民がきちんとプレゼンを受けたうえでの選考であれば
世間のみなさんも納得していただけたのかと感じています。

さらには、商標の問題も絡んでいてなおさら理解しずらい問題になってしまいました。

ロゴなどの場合、誰かにマネをされたくなければ商標登録することが必要です。
登録すれば、似たようなものがあった場合に権利を主張できます。
なので当然、日本の選考委員は世界で登録されている商標を調査して、
問題ないと判断したのでしょう。

ところが、ベルギーの劇場はロゴを商標登録していなかった……

そのため調査には引っかからなかったものと思われます。
商標登録されていないものまで含めて調査するとなると、莫大な費用と時間がかかります。
法律的にもクリアになっているので、そこまでの調査はしなかったと推測します。

と、この問題は佐野氏がデザインを取り下げたことで幕引きされました。
まぁ、その他の盗用疑惑と審査委員が身内で固められていたのが炎上の原因なんですがね…実際は

で、デザイナーとして何が大事かと言いますと
クライアントに対してデザインコンセプトなどを
きちんと説明できるデザインを提案できるかです。
完成までのアプローチや配色まで、しっかりと意図を説明でき、
クライアントに受け入れていただけるのがデザイナーの仕事です。

ビジュアルだけでなく、説得力のあるデザインをするのが、
プロのデザイナーのお仕事なのです。

投稿日:2015.09.08
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